光る月が、部屋に宿る。― テーブルランプ「paper moon」
和紙が生み出す、やわらかな宇宙
夜、部屋の灯りをひとつ落として、このランプだけを点けてみてください。
丸く、ふっくらとした和紙のシェードが、まるで月のように静かに輝き始めます。光は主張しない。でも、確かにそこにある。やわらかく、あたたかく、部屋全体をそっと包み込む光。
テーブルランプ「paper moon」は、照明でありながら、インテリアオブジェでもあります。消えているときも、点いているときも、どちらも美しい。それがこのランプの最大の魅力です。

日本を代表するデザイナーが描いた、静謐な美
「paper moon」の意匠を手がけたのは、日本を代表するインテリアデザイナー・内田繁氏。
無駄を削ぎ落としたシンプルさの中に、日本的な感性と哲学を宿らせる――内田氏のデザインは、常にそうした問いに向き合ってきました。球体という最も純粋な形。和紙という最も日本的な素材。その二つが出会ったとき、「paper moon」は生まれました。
モダンな空間にも、ナチュラルな部屋にも、不思議と馴染む佇まいは、一流のデザイナーだからこそ生み出せる普遍性です。
100年の技が宿る、岐阜提灯の灯り

このランプのシェードは、ただの「和紙の球」ではありません。
岐阜県に受け継がれる伝統工芸品「岐阜提灯」の技術が、その形を支えています。製造を担うのは、100年以上の歴史を持つ老舗提灯メーカー「浅野商店」の職人たち。
型に細い骨材を一本ずつ丁寧に巻き付け、ごく薄い和紙を貼り合わせていく――この作業は、機械では再現できません。熟練した職人の手と目と感覚が、一つひとつの灯りに命を吹き込んでいます。
職人の指先から生まれる微細な陰影が、点灯したときの光の表情をつくり、あの美しい月明かりになるのです。
暮らしに溶け込む、ディテール

シェード ― 和紙 × ペット樹脂
強度と軽やかさを両立した素材構成。和紙の質感はそのままに、日常使いに耐える耐久性を備えています。
土台・シェード受け金具 ― スチール
シンプルで主張しない脚部が、球体の美しさを引き立てます。
サイズ ― 直径30 × 高さ30cm
サイドテーブルやキャビネットの上に置いたとき、空間に程よい存在感を添えるサイズ感。
電球 ― ミニ白熱電球(フロスト)E17 / 25W
和紙を透過するやわらかなフロスト光が、紙の質感を美しく見せます。
スイッチ ― ロータリー式中間スイッチ
手元でスムーズにオン・オフ。コンセント式で設置も簡単です。
「灯りを楽しむ」という、豊かさ

北欧インテリアに学んだことのひとつは、「灯りは空間をつくる」という感覚です。天井の蛍光灯を消して、床やテーブルに置いたランプだけで夜を過ごす。それだけで、同じ部屋が別の顔を持ちます。
「paper moon」は、そんな時間のための照明です。読書のそばに、食後のリラックスタイムに、あるいはただ眺めるために。月のような光が、毎晩、部屋に静かに昇ります。
来週、いよいよ発売です。
手仕事の温もりが宿る、特別な一台をぜひ手に取ってみてください。


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